懐かしい蒸気機関車

瀬棚線 は噴火湾と日本海を結ぶ路線で、函館線の国縫駅から終点の瀬棚駅までの全長48.4Kmを昭和4年から段階的に開業して、函館駅から瀬棚駅まで急行せたなが運行していました。1974年6月30日をもってSLの運行が終わり、1987年3月15日この路線の全ての列車の運行が終了し、廃...
瀬棚線最大の難所北住吉駅〜花石駅間の急勾配に挑むC11蒸気機関車です。貨物は木材や灯油、一般貨物など、小さな車体で懸命に峠の登りを牽引する姿に感動しながらシャッターを切っていた事を思い出します。この地方の山間部は積雪が多く北住吉から雪に埋まりながら歩く事1時間、列車の通過時間に...
昭和49年6月30日C11207号機が牽引するさよなら列車の前日の長万部機関区の様子です。私は当時17歳でしたから,私と同じ年頃の鉄道少年が大勢集まり思い思いにシャッターを切っていました。今になって当時撮影した写真の少なさに失望しますが、高校生だった私の小遣いでは大量にフィルム...
根室本線は函館本線滝川駅から根室駅までの全長443.8キロにおよぶ大変長い路線です。支線を含めないとJR北海道の最長路線となり、この距離は東京から京都までの距離に匹敵し,北海道の広さを物語っています。釧路から根室の間は花咲線の愛称で呼ばれています。 当時は客車も貨物もC58型...
昭和49年9月29日、瀬棚線のSLの運転が最後になる日の前日に長万部機関区に,私の大先輩、M氏と撮影に出掛けました。瀬棚線は国縫駅と瀬棚を結ぶ噴火湾から日本海に抜ける路線です。全長48.4キロ、SLが廃止されてから13年後の昭和62年3月15日さよなら瀬棚線を運行して開業から5...
現在の 紅葉山駅 は,石勝線,新夕張駅に改称されていますが、駅のホームには旧紅葉山駅の駅標が残っています。旧夕張線はこの紅葉山駅でD51の貨物列車は蒸気を上げる為に停車して,十分に蒸気が上がると空の石炭貨物を牽引して清水沢駅に向かいます。終点の夕張駅までに紅葉山駅からは登川駅ま...
名寄本線は名寄駅から遠軽駅までの全長全長138.1キロの138.1キロの鉄路でした。名寄駅から名寄駅から27.9キロのところに一橋駅があり、そこから1000分の25の急勾配の天北峠が始まります。雪の多いこの峠は 名寄本線 の最大の難所で9600型蒸気機関車が単機の場合途中で峠を...
富良野線 は明治32年北海道官設鉄道十勝線として、旭川駅〜美瑛駅間で開業しました。その後大正15年富良野線と改名され、SLが廃止されたのは昭和49年7月19日、完全無煙化となりました。現在は旅客のみの運行となり、夏の観光列車富良野、美瑛ノロッコ号の運行が行なわれ、平成11年中富...
42年前の 本輪西駅 構内の様子です。この町は当時の日石と 栗林商会 で発展しました。町の真ん中に公園があり放課後になると子供たちであふれていました。一学年6クラスありましたから,本輪西小学校は1200人以上の生徒がいた事になります。この130年以上の歴史を持つ小学校も昨年廃校...
1892年(明治25年)に室蘭線の追分駅と夕張駅を石炭路線として 夕張線 は開業しました。現在は石勝線に編入されましたが, 紅葉山 〜夕張間は支線として残っています。また紅葉山駅から 登川駅 までの貨物専用線も支線として夕張線に含まれます。現在紅葉山駅は石勝線の新夕張と名前が変...
標津線は標茶と根室標津を結ぶ全長116.9キロの路線でした。北海道開拓に当たりこの地域では馬による貨物の輸送が行われていましたが,輸送力にも限界があり,森林資源と鉱山資源の運搬を目的として1933年標津線として開業し,1989年全線廃止となりました。 上りの勾配を喘ぎなが...
当時の網走駅は石北本線、釧網本線、、湧網線の3つの路線の中継駅になっていました。1987年に湧網線は全線廃止になりましたが、石北本線、釧網本線はそのまま存続しています。 網走駅構内で除雪作業をしているところです。網走は寒さが大変厳しく、オホーツクからの猛吹雪に街全体が視界...
宗谷本線旭川駅を出て76キロほどのところに 名寄駅 は有ります。名寄駅からは遠軽駅まで138.1キロの区間、名寄本線の始発駅として当時は重要な駅でした。 昭和49年1月に名寄駅です。降雪量が多い為に駅構内が除雪の雪で雪山が出来ています。 ホームの反対側得回り雪山...
夕張鉄道は夕張炭山から産出する石炭を効率よく札幌,小樽に運ぶ為最短ルートの鉄道が北海道炭鉱汽船により大正15年新夕張〜栗山間が開通し昭和5年野幌〜栗山間が開通しました全長53.2キロと私鉄としては長大で、石炭産業の衰退とともに昭和50年に全線廃止となりました。9600型や11型...
留萌線は石炭や木材を留萌港まで運ぶ為1910年に建設され,深川と増毛の間66.8Kmの路線です。現在は利用客激減のため全線廃止も検討されています。留萌線最大の難所、峠下〜恵比島間ではD51や9600型蒸気機関車が喘ぎながら貨物列車を牽引する姿が鉄道ファンを魅了しました。北海道で...